今日は、ちょっと仕事の話をしようかと…。
かわっち(かわラボ)のサイトを見て「かわっちって何をやっている会社ですか?」とよく聞かれることがあるので、何をやってお金をいただいている会社で、かわラボというサイトはどういう位置づけで運営しているのか?を少しだけ書こうと思います。
かわっちは、マーケティングリサーチを本業としている会社です。マーケティングリサーチについて詳しい説明をしだすととても話が長くなってしまうので、具体的に「何をやっているのか?」を中心に書かせていただこうと思います。マーケティングリサーチにはアンケートなどを行い調査分析する定量調査や個人や数人のグループにインタビューを行う定性調査などがありますが…かわっちでは、ほとんどどちらの調査も行っておりません。インタビューなどを依頼されることは年に何度かありますが、デスクリサーチという少し調査のなかでもニッチな分野を得意としています。
では、「デスクリサーチってそもそも何ですか?」という話になりますが、デスクリサーチとは、国内外のWEB情報や企業HP、各種SNS、新聞や雑誌のオンラインオフライン記事、公官庁から発表されているさまざまなデータ、各界の学術論文、実店舗や街にあふれている情報などから、オーダーに合わせて編集(情報の組み合わせや取捨選択)し→分析→レポート(※最終アウトプットのデザインにも力を入れています)を作成してお金をいただいています。
ご依頼いただくのは、広告代理店のみなさんや大きな調査会社のみなさんになります。いわゆる大手企業のみなさんをクライアントに持ち、日々、企業の課題解決に向け取り組んでいるかたがたのお手伝いをしているというところです。
そして、レポートを作成する際に最も大事にしているのが「編集(情報の組み合わせや取捨選択)」という作業になります。これが、なかなか難しい作業で、調査設計をして調べ始めても実態が違ったり課題解決に向けたヒントになり得なかったりと調べていくうちにいろいろと変化していきます。1回1回頭を悩ませ、課題解決に向けた情報の場所を探し、情報を拾い集め、分析しレポートに落とし込んでいきます。つまり、毎回決まったフォーマットがあるわけではなく、編集を担当する個人の経験や知識やパーソナルな部分がたいせつな作業になります。将来的には、AIなどに取って変わられるかなとも思っていますが、現状では、頭をとても悩ませながら仕事をしています。
編集する作業として、個人の経験や知識やパーソナルな部分がたいせつになってくると言いましたが、そのことを、かわっちでは「人間価値」と呼んでいます。
人間が持つあらゆる価値、気づき、非合理性などがたいせつなものとして存在し仕事にいきてくると思っています。つまり、合理化が進む世の中で人間が持つ非合理的な部分にも価値が存在し、その非合理性が気づきや閃きに繋がり仕事にいかせると考えています。
ちょっとわかりづらくなりましたかね。
なかなか直接的な言葉では伝わりづらいので、自分たちがたいせつにしていることをオウンドメディアという形でいろいろな企画や記事を発信しみなさんに理解をしていいただこうというのが「かわラボ」というメディアになります。
そして、多様な価値観を内包しどこか間抜けでホッとするキャラクター・ブー太郎を「かわラボ」の象徴として位置付けることで、さまざまな価値観を持つ多くの人と接点をもちたいと考えています。
まだまだ走り出しばかりで、紆余曲折しながら、自分たちがたいせつにしていることを企画やブー太郎や仲間たちに乗せてお届けできたらと思っています。
今後とも、かわっち、かわラボ、ブー太郎と仲間たちをどうぞよろしくお願いいたします。
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