2011年3月11日から半年ほど過ぎた頃、津波被害のあった、岩手、宮城、福島の沿岸部地域に幾度となく通った。
ニュース報道で地名や地区名が出てくると被害の様子や被害状況が頭に浮かぶくらいには自分なりに震災と向き合ったつもりだ。
外部の人間としての視点しか持ち合わせてない自分は、
人間は自然の一部であること
人が他人に対して出来ることなどほとんどないということ
を東日本大震災から教えられた。
1年前にも同じことをブログに書いていたが、今年も同じことを思う。
100人近くに話を聞いたので、それなりの個別エピソードはあるが、どれも震災の一面でしかないように思うのでここでは書かない。
東日本大震災を思う時、社会や人間、自然が複雑に絡み合い折り合いを付けながら現在があることを意識させられる。
全ては単純ではない。
多くの人が亡くなったことを、社会や人間、自然の在りようの学びとし優しく触れていきたいと思う。
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