株式会社かわっち

かわっちは、
社会に対し情報価値と情緒価値を
生み出し提供することで、
多様性のある豊かな
暮らしづくりに貢献します。

情緒

第10回「夜の街②」

夕方、中野にある支店での事務作業が終わると担当営業マンと共に車に乗り込み、歌舞伎町にあるショールームへと向かった。ここが取材拠点となる場所だ。 ショールームに着くと、路面に面しカラオケ機器の設置された煌びやかな内装の店内 […]

第10艘「午前2時の女たち」

 耳の中でパァン、と乾いた破裂音がした。それは普段の私とは全く無縁で、テレビドラマなんかでしか聞かないものだったが、この歌舞伎町という街によく合っていた。ぎらついたネオンなんかより、むしろこっちが本当なのだろう。常に危な […]

第三話チュー尉の子どもたち

作・河原敬吾   チュー尉には、 双子の兄弟といつも寝てばかりいる末っ子の3匹の子どもがいます。 しっかり者の長男ときっちりしている次男、のんびり屋の三男は、ブーしか言わないブー太郎のことが大好きです。 3匹は […]

第六回「暑い・・・プー太郎のもとへ」

イラスト・文/河原敬吾 タカナシの牛乳をくれる男の元を離れてから数カ月。 雨が降れば、誰かの家の軒先に避難。 晴れた日には、誰かの家の屋根の上で日向ぼっこ。 ブー太郎は、風の匂いを感じながら気の赴くままに過ごしていた。 […]

第二話フクロウ先生との出会い

作・河原敬吾   フクロウ先生は、動物の子どもたちに動物界のルールやニンゲンと一緒に暮らす方法を教えています。 かわラボ動物村(仮)を作るにあたり、ブー太郎が子供の頃、フクロウ先生が教えてくれたことを動物村のみ […]

第9艘「準備は念入りに」

「あたしさ、ヤったんだよね」  朱華にそう告げられたのは、高校二年生の夏休みだった。確か終わりの方だったと思う。当時の私はインターハイや選抜で毎年成績を残している強豪ソフトボール部に所属していて、日々練習に明け暮れていた […]

第9回「夜の街①」

約20年前、某カラオケメーカーに出向し新宿歌舞伎町や横浜の夜の街を取材して回ったことがある。 某カラオケメーカーが、Hot PepperのNight版のようなサイトを立ち上げることになり、取材し原稿を書ける人間を探してい […]

第8艘「気の置けない仲人」

「だからね、思うのよ。恋人と賃貸マンションは一緒だって」  ドン、とビールジョッキをテーブルの上に置き、私は鈴鹿に言い放った。彼が悪いわけでは決してないのに、男というだけで今は腹立たしかった。理不尽な敵意を向けられた彼は […]

第8回「じっくりとしっくりの引っ越し」

埼玉の実家を出てから約18年が過ぎた。何度か引っ越しを繰り返しながらも東急田園都市線沿いの用賀か桜新町にずっと住み続けている。 一人暮らしを始めようと決めた当初は、中央線か東急東横線沿線に住みたいと思い各駅を探してまわっ […]

第五回「春風にのって・・・」

イラスト・文/河原敬吾 1カ月ほど縁側で過ごしていたブー太郎の姿が見えなくなってから10日。 夜中に戻ってくるかと思い、 お気に入りの「タカナシの低温殺菌牛乳」を置いておいても飲んだ形跡がない。 ブー太郎がどこかへ行って […]

かわっち

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